スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
それから・・・
震災当日の夜

町役場で避難者名簿に名前を記入し

「動物がいるので」と二台の車に分乗して駐車場へ。

被災者待機室から自家発電の明かりが漏れる。

ここにいれば情報の全てが入ってくると思っていた。

でも実際私たちに情報をくれたのは

車のラジオから流れてくる地元のローカル放送だった。

県内の被害状況

避難所の案内

それと同時に、東北沿岸部の津波による被害状況

何それ?海岸に打ち上げられた多数の人って・・・嘘でしょう?

釜石にも親戚がいるし、何より主人は宮城の出身。

どうなってるの?

何もかもがとても現実の出来事とは思えない。

繰り返す余震。

小さな車が、まるで大海原に浮かんだ小船のように揺れ続けた。

真っ暗な車の中、不安と恐怖でいっぱいになる。



取りあえず何か食べないと・・・

隆起しボコボコになった道を商店街に向かって車を走らせると、コンビニが空いていた。

割れたビンが散乱し、酒と薬の匂いが入り混じった店内に入ると

レジに向かう長蛇の列。

店内を見渡すと、僅かな缶詰とお菓子だけが残っていた。

カゴに入るだけの飲み物と食料を持ち列に並ぶ。

必要以上に買い占める人はいない。

小さな子供もお年よりも、誰れもが黙って待つ。
 
皆、身に起こっていることが理解出来ずにいるように見えた。
 
だってこの土地は「絶対に大きな地震は来ない」

と小さい頃から聞かされてきたんだものね。



避難所に戻って炊飯器を囲んで座り

買ってきた缶詰をおかずに

手づかみで冷たくなったご飯を食べた。

地震直後、あの惨状の中から息子が餌を掘り起こしてくれていたお陰で

ピチマメニコも一緒に晩御飯を食べることが出来た。

こうして家族全員でご飯が食べれたことに感謝しながら

眠れない最初の夜を過ごしました。
スポンサーサイト
3月11日
今日であの長く恐ろしい地震から一週間。

沢山の方が家族や親族を失い、住む場所を奪われた忌まわしい出来事

今こうしている自分

東北地方の方々のことを思うと、自分たちを被災者とは決して呼べない

目を背けたくなるような現実

忘れてしまいたいのに、忘れてはいけないと思う

何文字か書いては消し

はたして書いていいものかどうか悩む

今思い出そうとしても、無我夢中だった一週間の詳細が曖昧だ





やっぱり書こう

こんなことを書き記したら不快に思う人もいるかもしれないけれど

これまでの一週間を書き留めておこう



あの時私は、職場の同僚たちと食堂ホールにいました。

ホールは三階にあって、およそ1000人は入る大きな空洞。

ここのところ小さな地震が度々来ていたし、

最初揺れを感じた時は

「あ、また地震だね。」なんて皆で話していました。

この地域は雷こそ多いけど、大きな地震は絶対に来ない・・・

来るはずが無いとしか思っていなかったから。

段々激しくなる揺れ

「外に逃げろ!!」

と言う男性社員の大声

厨房から走ってくる人

だめ、とても逃げられない

同僚とテーブルの下に潜り込み足にしがみつく

真横に50センチは揺さぶられているだろうか

4~5人で押さえてもテーブルごと滑っていく

崩れ落ちる天井を見ながら

「うそ、子供たち・・・どうしよう、どうしよう

お願い、止まって、お願いお願いお願い・・・」

携帯を握り締め娘に息子に家に電話をする

通じない

10台はあるだろうか?

吊るしの大きなTVが落下する

「やだ、やだ、やだ・・・」

誰かが泣き出す

何分ぐらい揺れていただろう

2分?3分?

5分くらいは揺れたようにも思える長い長い時間

もつれる足で階段を下り屋外へ

地べたに座る人

「うちに帰る」

そう言う私に

「だめ、心配だろうけど今動いちゃダメだよ!皆おんなじだよ!」

取り乱した自分が恥ずかしくなる

建物から離れ、所属ごとに整列して安否確認

繰り返す余震

昨日までの春の陽気が嘘の様な冷たい北風

あちこちで家族の安否を確認しようと携帯を操作する姿

言葉も無く友人と手を握りあう

お互い震えが止まらない

どれだけの時間が過ぎただろう

娘に連絡が取れた!!

「私も弟もピチマメニコも大丈夫だよ~」

と言う落ち着いた元気な声

あぁ、良かった、本当に良かった・・・

結局、職場の駐車場を出たのが5時半だったろうか

地割れをし、激しく隆起した道路をゆっくり走り

6時前に家に着くと、玄関先に子供たちの笑顔

家の中は家具が倒れ、物が散乱し

足の踏み場も無く、玄関から先に進めない

こんな状態になりながら、ピチマメニコも怪我ひとつ無く

安全な場所に避難してくれていた娘の機転に感謝

程なく主人も帰って来る

改めて家族全員が無事であることに感謝

散乱する物の中から炊飯器を取り

貴重品を探し出し

食べられそうな物を掘り起こし

その夜は車の中で過ごすことにしました

無事です。
パソコン、携帯に励ましのメールをいただきありがとうございます。

こちらは震度6強とかなり激しい揺れで家の中はひどい状態でしたが、

家族全員無事です。

昨夜はピチマメニコと避難所で車の中で過ごし、

今日正午過ぎに電気が復旧し、先ほど家に帰って来ました。

まだまだ余震が続き警戒が必要な状態ですが、

これ以上の被害がでないことを祈っています。







名前はクロ
と手渡された小さな命。

100810_0950+01_convert_20110102223104.jpg

それは、まだ目も開いてない小さな子猫でした。
息子が駅に向かう途中、道端でうつ伏せの状態でかすかに鳴いていたらしい。

目やにでぐちゅぐちゅの目と薄汚れた体。
到底『かわいい~♪』なんて言葉が出る筈もない。

とにかく瀕死のこの子の消えそうな命を救わなくちゃ!
と、その足で病院に。

診察の結果、まだ生後10日にも満たないとのこと。
目は何かの感染症かもしれないとの事で目薬を処方され、
取りあえず他に健康状態に問題は無いけど、、、
この猛暑の中、あと30分遅れていたら干からびていたと言われました。

こうして息子に助けられたのも何かの縁。
もう少し大きくなったら里親を探すとして、
暫くはこの子の母代わりをしなくては。

家に連れ帰り、スーパーのマイカゴにタオルを敷きケージ代わりに。

100810_0805+02_convert_20110102223024.jpg

母のぬくもりの代わりにお湯を入れたペットボトルをタオルで包んで入れると・・・

100810_1706+01_convert_20110102230043.jpg

安心して寝てしまった(笑)

三時間おきの授乳と排泄。
授乳毎の点眼。
幸いお盆休みに入っていたので何とか暫くは世話が出来そう。

そうして小さな小さな『クロ』とピチマメとの日々が始まりました。

P1130620.jpg

最初は注射器で授乳し、排泄をさせ、点眼し、
夏休みで家にいた娘と悪戦苦闘。

やがて可愛らしい目が開き始め・・・
哺乳瓶を抱えてミルクを飲む『クロ』

P1130638.jpg

少しずつ部屋の中を歩くようになった『クロ』

P1130753.jpg

ミルクが足りないとぎゅっと指を握って引き寄せる『クロ』

P1130720_convert_20110102225344.jpg

お陰でこんなまんまるお腹に(笑)

P1130728.jpg

何だかね、段々愛しくなってきてさ・・・
クロってどうよ・・・なんてね(笑)

そうしてこの子に

P1130856.jpg

『ニコル』

と言う新しい名前が付けられました。


え?

ピチマメはどうしてたかって?


それがねぇ・・・

P1130758.jpg

あたしのーーーーー!!!


その話はまた次回と言うことで(^ー^)ノ~~Bye-Bye!


にほんブログ村 犬ブログ 犬猫 多頭飼いへ
にほんブログ村
新しい一年のスタートは
結婚して初めて我が家で過ごすお正月。
なんとものんびりとした一年をスタートしたピチマメ家。

101218_1049+01_convert_20110101220833.jpg

またしても・・・

ひさしぶりzzz。。。

去年は「色んなことがあったのよ・・・」とか言いつつ、
数えるほどしか更新しなかった怠慢な母。

さて・・・
どこから書いていいのやら。

まず新年早々なんなんですが、「明○ましてお○でとう」
を大々的に言えない理由を書かなければなりません。

更新が滞るきっかけとなった父の病について・・・

家族でね、
出来る限り毎日病院に通ったのよ。
父が元気になることを祈って。

最後に父のことを書いたあの日から、三度も危篤状態を乗り越えた父。
おそらく父が会いたい殆どの人に会い、
お別れをし、
「絶対元気になって家に帰ろうね」
と側に居続けた母と私たちが
「もう頑張らなくていいんだよ」
と素直に言えるまで頑張っってくれました。

家に帰れない代わりに
母や娘たちや孫たちに囲まれて静かに息を引き取った父。
ベッドの周りを重なり合って親族が囲み、
きっと父にとってはお盆とお正月が一緒に来たような感じだったよね。
誠実で寛容で誰にでも愛される父にふさわしい、
あったかい時間が流れていたね。
自然と「ありがとう」って言葉が溢れてきたよ。

最期の時を看取ってくれた看護士さんが、
こんなにいつも人が溢れていた病室は珍しいって、
きっとおじちゃんは本当に素敵な人だったんだろうねって、
涙を流しながら最後に父の体を綺麗にしてくれたって聞きました。

そんな話を聞いて、有難いなぁって思いながら、
父の娘に生まれてきて本当に良かったって心から思ったよ。

あれから二ヶ月が過ぎ、
不思議だね
以前よりもっと父が近くにいるような気がする。




新年早々重いかな?と思ったんだけど、
これはね、私にとってはちっとも暗い話じゃなくて、
あったかい話としてどうしてもここに記しておきたかった。

まずはそこから報告しないと
ピチマメ家に迷い込んだ新しい命のお話を出来ないしね(笑)



夏のある朝、登校途中の息子からの電話・・・

『すぐ来て!!』

何事!?
と急いで駆けつけた私に・・・

100810_0846+02_convert_20110101220915.jpg

『名前はクロね』

ぇええええ!!!!!
ちょっと待てよーーーーー!!!!!

聞いてないよぉーーー!!!

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村



FC2カウンター
カレンダー
01 | 2017/02 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -
最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
フリーエリア
フリーエリア

BMIチェッカー健康君
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。